埋没法

二重まぶた

埋没法

一重瞼を二重瞼にしたい、奥二重の幅を広げて理想の二重瞼に変わりたい。美しさへの憧れや強い想いを持っている

埋没法でできること

  • 一重を二重瞼にする
  • 目を大きくする
  • 理想の目元になる
  • 二重瞼の幅を広げる
  • たるみを引き上げる
  • 二重瞼の形を変える

埋没法は糸で瞼の皮膚を引き上げるため、一重瞼を二重瞼に変えたり、目の形を平行型の二重瞼に変更するなど容易にできる治療で、二重瞼の整形手術の中でもっとも人気の高い治療です。

埋没法の実際

埋没法の実際の手術の内容、流れをご紹介します。埋没法は糸の固定方法に違いがあっても基本的な術式に大きな違いはありません。埋没法についての基本的な基礎知識を持つことはトラブルを防ぐ意味でも必要なことだと思います。是非理解しておいて下さい。


Step-1

デザイン

私たちが埋没法で一番大切なこと、成功の有無はこのデザインで決まると考えています。
なぜならこのデザインを基準として切開する位置、皮膚の折り返し点が決まるからです。このデザインの位置がズレてしまうと二重の幅や形までもが変わってしまいますから、埋没法で最も重要なのがデザインということなのです。


Step-2

局所麻酔

切開する部分、瞼の裏側に局所麻酔の注射を打ちます。
埋没法で痛みを感じるというのは、この局所麻酔の時です。麻酔が効いてしまえば痛みを感じることはありません。麻酔注射の時間はわずか数秒、しかも痛みが持続することはありませんので少し我慢しましょう。


Step-3

皮膚の切開

デザインで描いた糸を通す位置を1、2㎜程度切開するのですが、4点固定の場合は4カ所、5点固定の場合は5カ所切開するとお考えください。
糸の結び目を納める部分については切開するだけではなく、皮下組織を少し切除する場合があります。その理由は結び目を少しでも奥深くまで埋め込むため。そうすることによって表面側に結び目の凹凸が浮き出ないようにする工夫です。


Step-4

糸を通す

基軸となる瞼板に糸を通していきます。糸を通す本数は固定数によって変わってきます。


Step-5

固定して埋没

仕上がりの状態、左右差などがないことを確認し糸を結んで結び目を皮下に埋没して埋没法は終了です。

埋没法のダウンタイム

下眼瞼脱脂のダウンタイムですが、多くの場合、2、3日程度で社会復帰することができます。なぜなら下眼瞼脱脂は、皮膚表面を傷つける事はありませんし、結膜を切開すると言ってもわずか1センチ程度です。また、結膜から眼窩脂肪までの距離が短く速やかに露出させることができれば強い炎症を引き起こすこともありませんので腫れや痛みを伴うこともありません。

術後のダウンタイム 2、3日程度

しかし、それはあくまで医師の技術が高く経験が豊富であるということが前提でのお話。不慣れな医師、未熟な医師の場合、眼窩脂肪をなかなか露出させることができず、無理に引っ張ったり、強い刺激を与えてしまい強い腫れを引き起こしてしまってダウンタイムに大きな影響が出てしまったというケースも少なくありませんので十分注意しましょう。

腫れ

痛み・内出血

埋没法のリスク・問題点

下眼瞼脱脂には下記のような問題を引き起こすことがあります。

  • 膨らみが残っている
  • 効果が不十分・物足りない
  • 血腫・内出血
  • 取りすぎによる凹み
  • 小じわ・たるみの悪化
  • 白目や角膜の損傷
  • 膨らみや凹み具合の左右差
  • 術後感染
  • 眼球の火傷など

修復が容易な問題点

修復が容易な問題点というのは、時間をかけて待てば改善する、もしくは修正・再手術によって解決できる問題点のこと。

取り残し

下眼瞼脱脂の手術を受けたけれどまだ膨らみが残っているという場合もある。取り残しの場合、再度下眼瞼脱脂を受けることで解決できます。

取り残しについては受ける側からすれば大きなトラブルと意識するでしょう。しかし、それは決して大きな問題ではありません。なぜなら美容整形における大きな問題というのは、修復できないということ。
取り残しは再び下眼瞼脱脂術を受ければ解決する問題です。なので取り残しは修復できるという意味でも安全な問題と考えた方が良いでしょう。修正ができないトラブルは何より厄介ということは理解しておく必要があります。

シワの発生

下眼瞼脱脂の術後の悩みで比較的多いのが「シワの発生」である。脱脂を受ける前まではシワなんてなかったのに、受ける前までは薄いシワだったのに、深いシワになってしまったと嘆く方の少なくありません。しかし、この悩みは仕方のない問題なんです。
なぜなら下眼瞼脱脂を受ける前までの目の下の皮膚というのは、眼窩脂肪によって押し広げられていた状態で、手術によってその加圧がなくなることで皮膚にたるみが残ってしまうからなんです。

シワの対策として、しっかりと保湿ケアを心がけましょう。一般的には、1、2週間程度でシワは薄く変化したり、完全に消えることも少なくありません。シワが消えない、気になる場合は、皮下にコラーゲンやヒアルロン酸などを注射してシワを埋めることでシワを消すこともできます。気になる場合は、そのような治療を検討することも必要でしょう。

修復困難な問題点

下眼瞼脱脂において一番の問題は過剰に眼窩脂肪を除去してしまい、修復が困難、不可能な状態があります。

眼窩脂肪の取りすぎ

一度取り除いてしまった眼窩脂肪は再発することはありません。そのため過剰に除去してしまった場合は基本的に修復は困難です。
万一取りすぎてしまった場合、脂肪を注入するか、もしくはヒアルロン酸を注射して凹みを整えるしか方法はありません。

埋没法の料金相場

下眼瞼脱脂は自由診療なので、クリニックによって料金設定はバラバラです。数万円でできるクリニックもあれば40万円以上するクリニックもあり、選ぶ側からすれば本当に難しいと思います。安いのは不安だし、高いのもボラれる気がしてモヤモヤしますよね。
適切、妥当な値段のクリニック、価格帯っていくらなんだろう。まずは、価格相場を知ることから始めましょう。

埋没法の料金相場 10〜15万円

下眼瞼脱脂の治療内容、治療の満足度などを考えると妥当な金額は20〜30万円だと考えられます。安いからといって悪いわけではありませんが、下眼瞼脱脂が上手な医師のクリニックのほとんどは、相場とされる20〜30万円の範囲で落ち着いているというのも事実です。

治療費用で注意すべきこと

下眼瞼脱脂の料金相場は理解していただけたと思います。その上で注意しないといけないことがあります。それはオプション費用です。ホームページで適正価格の範囲に入っていたとしても実際にカウンセリングに行くと追加オプション等でさらに金額が跳ね上がるといったところもありますので注意しなくてはいけません。

クリニック選びのポイント

埋没法は美容外科医が最初に学ぶ整形手術です。手軽さ重視というだけあって手術そのものも決して難しいものではありません。そのため多くの美容外科で受けることができます。そのため膨大なクリニックの数からどこで受ければいいのかなんて判断するのは本当に難しいですよね。

ここでは安心して埋没法を受けることができるクリニック選びのポイントをご紹介します。


聞き上手な医師を選ぼう

費用に注目しよう!

治療の保証内容を確認

埋没法以外の治療法

埋没法以外で二重まぶたにする方法には切開法があります。切開法は埋没法と違いどんなタイプの目元でも対応できるというメリットがある反面、切開することによる腫れや内出血などのダウンタイムがあることから、埋没法のように誰でも気軽に受けることができない面があります。

切開法

さまざまなご質問

埋没法に関するさまざまな疑問、手術への不安な点についてまとめました。これから埋没法を受けようと考えている方はぜひ参考にしてください。

埋没法は本当に腫れませんか?
幅の広い二重瞼にしたいです。埋没法でもそんな仕上がりは可能ですか?
そもそも埋没法って何ですか?
傷跡が心配です。本当に残ることはないんですか?
失明する?失明したことがあるって本当ですか?
埋没法は何回でも受けることはできますか?
痛みが心配です。埋没法は痛みが本当に少ないんですか?
埋没法の効果はどれくらい持続しますか?
埋没法のダウンタイムはどれくらいを考えれば良いですか?
埋没法のリスクや副作用を教えて下さい。
埋没法の費用って実際どれくらいかかりますか?
埋没法は何歳から受けることができますか?
埋没法は誰でも受けることができますか?

Q1: 埋没法とは何ですか?
A1: 埋没法は、メスを使わずに医療用の糸で二重まぶたを形成する美容手術です。手術は短時間で終わり、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。

Q2: 埋没法の手術は痛いですか?
A2: 手術中は局所麻酔を使用するため、ほとんど痛みを感じません。術後に軽い痛みや違和感が生じることがありますが、通常は数日で治まります。

Q3: 埋没法の効果はどのくらい持続しますか?
A3: 個人差がありますが、通常は数年から10年程度持続します。まぶたの状態や皮膚の張り、年齢によって持続期間が異なることがあります。

Q4: 埋没法の手術後、ダウンタイムはどのくらいですか?
A4: ダウンタイムは比較的短く、通常は1週間程度で腫れや内出血が引きます。多くの人は2〜3日後から通常の生活に戻ることができます。

Q5: 埋没法のリスクや副作用はありますか?
A5: 埋没法には、糸が外れる、左右非対称になる、感染症、腫れや内出血が長引くなどのリスクがあります。適切な医師を選び、術後のケアをしっかり行うことでリスクを減らすことができます。

Q6: 埋没法の手術費用はどのくらいですか?
A6: 埋没法の手術費用はクリニックや医師の経験、施術方法によって異なりますが、一般的には5万円から20万円程度です。詳しい費用はカウンセリングで確認してください。

Q7: 埋没法と切開法の違いは何ですか?
A7: 埋没法は糸で二重まぶたを形成するため、回復が早く、手軽に行えるのが特徴です。切開法はメスを使って皮膚を切開し、永久的な二重まぶたを形成する方法で、より確実な結果が得られますが、ダウンタイムが長くなります。

Q8: 埋没法は誰でも受けられますか?
A8: 埋没法は多くの人に適用できますが、まぶたの皮膚が厚い方や眼瞼下垂がある方には適さない場合があります。適用可能かどうかはカウンセリングで医師に相談してください。

Q9: 手術後に二重の形を変更することはできますか?
A9: 埋没法の利点の一つは、手術後に糸を外すことで二重の形を変更できる点です。形に不満がある場合や変更を希望する場合は、再度手術を受けることが可能です。

Q10: 埋没法の手術はどれくらいの時間がかかりますか?
A10: 埋没法の手術は比較的短時間で終わり、通常は30分から1時間程度です。クリニックや施術内容によって異なる場合がありますので、事前に確認してください。

Q11: 埋没法後に注意することはありますか?
A11: 術後は数日間、強い運動や目をこする行為を避けることが重要です。また、腫れや内出血が引くまでは、冷やすことで症状を和らげることができます。医師の指示に従い、適切なケアを行いましょう。

Q12: 埋没法は何歳でも受けられますか?
A12: 埋没法は基本的に成人であれば年齢制限はありませんが、皮膚の状態やまぶたの厚さにより適用できるかどうかが決まります。若い方から高齢の方まで広く受けられる手術ですが、詳細はカウンセリングで医師に相談してください。

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