超音波汗腺除去(ちょうおんぱかんせんじょきょ)
超音波汗腺除去とは
治療法のご紹介
切開法は、カウンセリングを受けてすぐに手術、そうして完成する治療ではありません。医療機関選びから手術、術後の経過観察まで、いくつかのステップを経て理想の二重まぶたへと近づいていきます。ここでは、切開法の完成までの一般的な流れをご紹介します。
デザイン
手術前は、ワキのシワに沿った切開線と、アポクリン汗腺を除去する範囲を皮膚上にデザインします。超音波汗腺除去では、限られた切開創から広範囲の汗腺を処理するため、事前のデザインが重要な役割を果たします。汗腺の分布が予想される範囲を見極めながらデザインを行うことで、効率的な操作と十分な治療効果の両立を目指します。
局所麻酔
デザインが完了したら、アポクリン汗腺を除去する範囲全体に局所麻酔を注入します。超音波汗腺除去では広範囲に超音波を照射し、汗腺を乳化させて汗腺を除去しますので、適切な麻酔を行うことが重要です。麻酔が十分に浸透したことを確認した後に手術を開始するため、施術中の痛みは最小限に抑えられます。
局所麻酔の注射時にはチクッとした刺激や圧迫感を伴うことがあります。不安が強い場合には、吸入麻酔や静脈麻酔を併用できる場合もあるため、希望する場合は事前に医師へ相談しましょう。
皮膚切開
局所麻酔が十分に効いていることを確認したら、事前にデザインしたラインに沿って皮膚を切開します。反転法は3〜4cm程度の切開を必要としましが、超音波汗腺除去の場合、1〜2cm程度の切開で済みます。
皮膚を切開後、さらに奥深くの汗腺のある層まで進みます。
超音波照射
超音波(CUSA)
ハンドピースの先端が超音波振動して目的の組織を破壊します。それと同時に先端から水が送り出され、冷却と洗浄をするとともに先端から吸引して破壊した組織を除去します。最大の利点は、血管や神経組織などの弾力性の高い組織には殆どダメージを加えずに、肝臓、脳、腎臓、脂肪組織、汗腺組織などの乳化されやすい組織を選択的に破砕吸引できる点にあります。そのため、キューサー法では、鋭利な刃物を用いた剪除法と比べて、皮膚への血行を保ちつつ、圧倒的に少ない出血で汗腺を取り除くことが可能になりました。
まず、汗腺を除去する範囲をマーキングします。取り残さないように十分広い範囲を囲みます。その後、消毒して麻酔をします。
この手術は、局所麻酔で可能な手術ですが、痛みが苦手な方は静脈麻酔で眠っている間に痛みや恐怖を感じることなく手術することも可能です。
手術は、脇の下の中心にシワに沿って1.5cmから2cmの小切開をします。そこから、ハンドピースの先端を差し入れて、扇型に動かし汗腺の剪除をします。最後に、差し入れた傷付近の汗腺を除去します。汗腺が除去できているかどうかは、拡大鏡を用いて確実に確認します。
その後、キズを丁寧に縫合します。手術時間は片脇で15分から20分です。症例によってはドレーンという管を傷口から挿入します。中に血液や体液がたまらないようにするためです。
手術後、患部をガーゼで圧迫固定して終了になります。
手術後3日以内に一度傷の消毒にきていただくのが望ましく、抜糸は手術後1週間から10日で可能です。遠方のかたなど通院が難しい患者さんの場合は、抜糸をしなくてもよい方法も可能です。
反転法の最大のメリットは、アポクリン汗腺を目視下で直接確認できることです。ただし、そのメリットを十分に活かすためには、汗腺の分布や残存の有無を確認しながら慎重に除去を進める必要があります。反転法の治療効果は、術式そのものだけでなく、汗腺をどれだけ丁寧かつ確実に処理できるかによっても左右されます。
洗浄・アンカー固定
アポクリン汗腺の除去が完了したら、手術部位を十分に洗浄します。洗浄によって除去した組織片や血液を取り除くとともに、出血している箇所がないかを確認します。
その後、剥離した皮膚と皮下組織を数カ所で縫い合わせる「アンカー固定」を行います。反転法では汗腺を除去するために広範囲の剥離を行うため、皮膚と皮下組織の間に空間(死腔)が生じます。この空間に血液がたまると血腫の原因となるため、アンカー固定によって皮膚を安定させ、組織同士の密着を促します。
アンカー固定には、皮膚と皮下組織の間にできる死腔を減らし、血腫の発生を予防する目的があります。反転法の術後経過を安定させるうえで重要な工程の一つです。
縫合・固定
切開した皮膚を丁寧に縫合した後は、タイオーバー固定による圧迫固定を行います。反転法では皮膚を広範囲に剥離してアポクリン汗腺を除去するため、術後に皮膚と皮下組織の間へ血液や浸出液がたまると、治癒の妨げとなる可能性があります。タイオーバー固定には、剥離した皮膚を皮下組織へ均一に密着させるとともに、出血や血腫の形成を抑え、皮膚の生着を促す目的があります。術後の経過を左右する重要な処置を行い、反転法の手術は終了となります。
術後の状態と経過
(術直後)
(翌日)
(3日後)
(5日後)
(7日後)
(10日後)
(1ヶ月後)
(3カ月後)
治療費用の相場
他の治療法との違い
・吸引法
・ミラドライ
反転法のメリット・デメリット
(メリット)
(デメリット)
治療のリスクと問題点
これって失敗?
クリニック選びの注意点
よくあるご質問
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